セメント製造と資源循環のしくみ
セメント工場では、廃棄物や副産物を原料や熱エネルギーとして再利用し、約1,450℃の高温で焼き上げます。この熱の力で有害物質は無害化され、必要な成分(カルシウムやケイ素など)がセメントの原料に生まれ変わります。
さらに、焼成時の排熱や可燃性廃棄物を活かした自家発電により、工場のエネルギーの一部をまかなっています。
こうして生まれたセメントは、建物や道路、橋などの社会インフラを支える材料となり、役目を終えた後も再び資源として循環。「燃やす」と「原料にする」を同時に行うしくみが、廃棄物を出さないリサイクルと持続可能な社会を支えています。
また、セメントを製造する工程で二次的な廃棄物が一切発生しないことから、最終処分場の延命にも貢献しています。